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東京都副都知事、猪瀬氏がツイッターで暴言連発!「本を読まない族」「スキルの問題」…これまでの作家・政治家としてのキャリア

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―非モテタイムズでは「東京都青少年健全育成条例改正案」について随時お伝えしています。―

「人間は二種類しかない。分類はかんたん。本を読む族と本を読まない族。ふだん人に接していればすぐわかる。特殊なメガネをかけているわけじゃなくてもね。」

「編集者が作家に書き直しを要求することはあたりまえ。某有名作家は世に出る前、書き直し原稿が天井の高さにまでなった。スキルの問題。」

いずれも東京都副知事である作家・猪瀬直樹さんのツイッターでの発言だ。 前者の発言の際は、反論してきた相手に対して

「ほら、すぐわかるでしょ。読まない族の典型。」

と煽るなど、ネットの使い方にまだ慣れていないのか、年甲斐のない姿をツイッター上に晒してしまった。

冒頭に掲載したふたつの発言のうち後者は、先日可決された「東京都青少年健全育成条例」に関して、出版社が作家に小説内の描写への「自粛」を求めた件について、猪瀬さんがつぶやいたもの。

条例によって自主規制が起き始めている問題に対して、作家の技量の問題へと話をすりかえている。 いずれの発言に関しても、猪瀬さんにはネット上で多くの反論が寄せられている。

◆実際の政治を動かす「硬派なノンフィクション作家」

猪瀬さんはもともと『構造改革とは何か』や『日本人はなぜ戦争をしたか』といったタイトルの本を出すような、硬派な「ノンフィクション作家」だ。多岐に渡る著作のうち、『ミカドの肖像』では「大宅壮一ノンフィクション賞」を、『日本国の研究』では「文藝春秋読者賞」を受賞している。

また、ただ机上で思索を深めるだけの文筆家ではなく、2001年、小泉純一郎内閣の行革断行評議会に参加。以降、実際の政治にもかかわり始める。その後2007年、東京都副知事に就任している。

◆構造改革を推進するも、頭の中は結構保守的?

「作家出身の政治家」と言っても、小説家だった石原慎太郎・東京都知事や田中康夫・元長野県知事と大きく違うのは、手がけていたジャンルが政治学など、「現実」に深く即した学問であったことだ。

道路公団の民営化に尽力し、時には『TVタックル』などの討論番組に出演して論陣を張り、小泉内閣の「構造改革」路線のシンボルともなった。官僚の天下りに批判的だったことでも有名だ。

そんな猪瀬さんだが、今回の都条例改正問題については、規制の強化を推し進める立場に立っている。最初にあげたツイッターでの発言のように、意外と頭が固く、反対意見に対しては感情的になってしまうことも露呈してしまった。

石原都知事の「暴言」「失言」癖は有名だが、猪瀬副知事のそれもツイッターを中心に急速に広まっている。

※画像は(http://twitter.com/inosenaoki/status/22338959971454976)からのスクリーンショットおよびAmazonからの引用。

(小山内)

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(関連リンク)
猪瀬直樹氏の、人間とーく;「本を読む族と本を読まない族」

小山内 聡(おさない そう)
漫画とアニメとゲームが好きで軍事オタクの文系大学生。趣味はノンフィクションを読むこと。はてなダイアリー『日の丸海賊団』で書評を書いています。
http://d.hatena.ne.jp/kurohige-ossadot/
ツイッターはこちら↓
http://twitter.com/#!/ossadot

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